リハビリテーション
【リハビリテーション科の理念と方針】
明日佳グループのテーマである「人に優しく」という理念の下、患者様個人の心身状況に合わせたリハビリの提供を心掛けると共に、当院リハビリテーション科では以下のように取り組んでいます。
【PT/OT(理学療法/作業療法)部門】
→PTでもOTでも、出来ない動作や、出来るけど時間を要する、難しいと感じるといった全ての日常生活動作を対象にリハビリを行い、それらの改善・向上を目指します。
→徹底した原因の追究が、個人に合わせた最適な難易度での練習を可能とします。明確な目標と、最適な難易度での練習による成功体験が、動作上達への近道となります。
→認知面の低下が見られる患者様に対しても、的確な対応で動作や行動を引き出し、運動学習練習やその他アプローチへと繋げています。
リハビリ室にて、起き上がりの練習をしています。目標物を使用する事で、動作成功率も上がります。 | 杖で歩く練習をしています。歩けるようになるだけではなく、歩く時の痛み等の軽減も目指します。 |
日常生活で必要な手指の細かい動きを、趣味活動を通して向上を図ります。 | 平行棒という、掴まる高さを調節出来る器具を使用して、歩く練習をしています。 |
【ST(言語聴覚療法)部門】
・声を出す事や話す事、食べ物を噛んだり飲み込んだりする事など、主に口腔機能全般の向上・改善を目指します
→口腔機能に関わる問題点を、身体機能・認知機能・環境面から幅広く評価しています。
→問題点に合わせ、食事に関しては姿勢の立案・食形態の調整・介助方法の工夫等により、安全に食事を楽しんで頂けるように支援します。言語・発声に関しては声かけや課題等により、豊かなコミュニケーションが可能となるよう、対応を工夫しています。
→経管栄養や点滴の方にも、ご本人やご家族様の希望に合わせ、身体状況を確認しながら可能な限り食事を提供出来るよう目指しています。
絵カードを用いて、言葉を引き出す事と、発声発語を促す練習をしています。 | ベッドサイドにて、水やゼリーを用いて、飲み込む練習をしています。 |